こんにちは、ゴルフレッスンプロのカタヤマです。
今回紹介するクラブは大人気のあのクラブ。
全世界で爆売れ中のこのクラブの人気の秘密を探っていきます。
僕は未だにM3を使ってますがその後継モデルなので非常に楽しみです。
今回紹介するアイテムはこちら、
『テーラーメイド SIM2 ドライバー』です。
テーラーメイド SIM2 ドライバーとは?
特徴
調べてみるとSIM2には新機能もズラリ。一気にご紹介していきます!
フォージドミルドアルミニウムリング
従来チタン素材を使っていたが比重の軽いアルミニウムを採用し余剰重量を生み出すことで高慣性モーメントを実現。
簡単にいうとこの部品を軽くできたことによりその余剰重量を理想に近い部分に置くことで高慣性モーメントというヘッドが回転しづらくなり今までよりも安定感が向上できたということですね。
イナーシャジェネレーター
前作SIMシリーズから搭載されたイナーシャジェネレーター。空気抵抗を減らしヘッドスピードを上げる機能。
スピードインジェクション
反発規則を超えたフェース面の裏側にレジンを注入することで、全ての製品を規制の上限ギリギリの反発性能に調整する機能。
この機能はM5/6シリーズから搭載されています。
ツイストフェース
もうテーラーメイドではお馴染みになりましたね。
フェース面に適切にねじることで、球の曲がりを低減する機能。
M3/4シリーズから搭載されています。
貫通型スピードポケット
テーラーメイド独自の貫通型スピードポケットにより、フェース下部で打ってしまったミスヒットでも無駄なスピンを抑えてボール初速維持に貢献する機能。
一般的にはフェース下部で打ってしまうとスピン量が増え飛距離が落ちてしまうがそれを防いでくれるようですね。
価格&スペック
- 83,600円(本体価格76,000円)(TENSEI)
- 103,400円(本体価格94,000円)(TourAD)
- 103,400円(本体価格94,000円)(Speeder)
- 103,400円(本体価格94,000円)(Diamana)
サイズ:ヘッド体積460cc
ロフト角:9°、10.5°
ライ角:56°
いざ試打!
試打クラブスペック
ロフト:9.0°
シャフト:TENSEI SILVER TM50 S
長さ(インチ):46
振動数(cpm):242
重量(g):310
実際に打った感想
構えた感じはSIM MAXより少し丸みを帯びた印象の形状です。
安定した挙動をしてくれそうな印象を受ける形状ですね。
素振りをしてみると見た目の印象通り安定した挙動をしてくれます。
それに加えソールが風を切っているような音がします。
「イナーシャジェネレーター」の形状のおかげでしょうか。
ヘッドの空気抵抗が少ないように感じます。
これによってヘッドスピードが実際に上がるかどうかは分かりませんが非常に振りやすいです。
実際にボールを打ってみると綺麗なフェードボールが出ます。
徐々にヘッドスピードを上げて行っても落ち着いたヘッドの挙動をしてあまり捉まりすぎることなく安定してフェードボールが出ます。
フェードボールと行っても決して弱いイメージではなく、強弾道のフェードボールです。
ソール面のフェース近くに配置されたウェイトの影響なのかボールを分厚く力強く押してくれる感覚があります。
まとめるとハードヒッターが叩きに行ってもしっかりボールに力を加えてくれつつ左へのミスもカバーしてくれるドライバーですね。
ポジティブな意見
最近のテーラーメイドのドライバーらしく圧倒的に優しく飛ばしてくれるといった印象です。
それに加えこのSIM2 ドライバーの特徴は捉まり過ぎないという点ですね。
ヘッドの挙動が安定していてフェードボールが高確率で出てくれるので競技などでプレッシャーがかかった時にも左へのミスを回避するのに助けてくれそうです。
アスリートゴルファーが好みそうですね。
ネガティブな意見
ボールが捉まらないというスライスヒッターの方には難しく感じるかもしれません。
そういった方にはステルスHDドライバーがオススメです。
ステルス・ステルスHDドライバーをレビューした記事があるので興味がある方はこちらを覗いてみてください。
どんなゴルファーに向いてると感じたか?
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はテーラーメイド SIM2 ドライバー試打してみたでした。
今作も非常に優秀なクラブでした。
テーラーメイドさん次は何を出してきてくれるのでしょうか。
毎回びっくりさせてくれるのでメーカーの方には脱帽です。
では。
◇取材協力
ゴルフショップ「MATA打太郎」さん
〒467ー0027
愛知県名古屋市瑞穂区田辺通2丁目14−1
☎︎052ー836ー1120
コメント