ゴルフのバンカーで最低限知っておきたいルール&マナー【8選】

bunker

こんにちは、ゴルフレッスンプロのカタヤマです。
先日お客様にこういった質問をいただきました。

コースデビューの前にバンカーの基本的なルールとマナーを知っておきたい

バンカー自信ないんですけど、、、

こういった疑問に答えるため、
今回は『バンカーで最低限知っておきたいルール&マナー【8選】』です。

スポンサーリンク

バンカーで最低限知っておきたいルール&マナー

bunker-shot
バンカーのルールやマナーにはどんものがあるの?

バンカーの入り口を見つける

実はバンカーに入る場所にもマナーが存在します。

条件はこの3つ

  1. ボールに最短距離
  2. 低いところ
  3. ボールの後ろ

バンカーは歩くだけで足跡がついてしまいます。
砂浜をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。

バンカーショットの後、バンカーレーキと呼ばれる道具で
足跡やボールを打った後の凹みをキレイにならしながら出ないといけません。

しかし最短距離で行かないと直す範囲が広くなったり、
高いところから入ると砂が大きく崩れてしまい直す時間がかかって
他のプレーヤーを待たせてしまう原因になります。

またボールの前方からバンカーに入った場合、
もしバンカーショットに失敗してしまったら歩いてきた足跡にボールが入ってしまいます。
そうすると更に脱出が難しくなってしまいます。

この様な理由から、
バンカーに入る前には上記3つの条件に近い入り口を探してそこから入るようにしてみてください。

バンカーレーキを準備してからバンカーに入る

バンカーレーキとは、バンカーの砂をキレイにならす道具のことです。

前項“バンカーの入り口を見つける”でも書いた様に
バンカーは歩いただけでも足跡がついてしまうので、

バンカーショットの後は必ずバンカーレーキを使い
足跡やボールを打った後の凹みをキレイにならしてバンカーから出てこなければなりません。

通常このバンカーレーキは、
バンカーの周りにだいたい2本ほど置いてありますが、
必ずしも自分のボールのすぐ近くにあるとは限りません。

もし準備せずに入るとバンカーショットを打って、
バンカーから出て、
レーキを取りに行って、
砂をならして、
なんてやっていたらとても時間がかかってしまいますよね。

バンカーに入る時は入り口付近にバンカーレーキの柄を自分に向く様に置いておき、
バンカーショットの後、クラブをバンカーレーキに持ち替え砂をならしながら出てくると一連の動作がスムーズになりますのでぜひ準備してからバンカーに入る様にしてくださいね。

打つ前にクラブは砂に触れてはいけない

意外に知らない人が多いのがコレ。
バンカーでは打つ前にクラブが砂に触れると2罰打が課されます。

具体的にどの場面で当たってはいけないかというとこの3つ

  1. 素振りするとき
  2. 構えるとき
  3. テークバックのとき

もちろんインパクトの瞬間に当たるのは問題ありません。

バンカー内でもボールの脱出とは関係のない場所にクラブやその他の用具を置いたり、
転ぶのを防ぐためにクラブを杖代わりにして支えたりしても問題はありませんが、
バンカーから出るときにそこもバンカーレーキでならしてから出てこないといけないので
使わないクラブや用具があるときはバンカーの外に置いておきましょう。

バンカーレーキを使った後に置いておく場所

バンカーレーキを使った後の置き場所を気にしたことがある人はいますか?
「そんな事、全く気にした事なかった、、、」なんて方がほとんどではないでしょうか。

置き方によっては後続の組の方達に迷惑をかけてしまうこともあるのでぜひ知っておいてください。

バンカーレーキの置き方のポイントはこの2つ

  1. バンカーレーキは進行方向と同じ向きに置く
  2. グリーンやフェアウェイとは反対側に置く

バンカーレーキを進行方向とは違う向きに置いたり、
グリーンとバンカーの間、フェアウェイとバンカーの間などバンカーよりコースの中心に近い方に置いてしまうと後続の組の方達の打ったボールが当たりやすくなってしまいます。

バンカーレーキに当たってバンカーに入ってしまったり、
もう少しでグリーンに乗りそうなのにレーキに当たって乗らなかった、
なんてこともあり得ますのでぜひ向きと場所を気にしてみてください。

スポンサーリンク

こんな時はどうする?

バンカーから出せる自信がない

バンカーからの脱出に自信がない、、、
こんな人は多いはず。

普段バンカーから出せるよという人でも
コースによってはアゴがめちゃくちゃ高く難しい場所はあったりしますよね。

「練習して出せるようになりましょう〜!」と言うのがベストかもしれませんが、
ここではこんな場合にお助けになってくれるルールがあるので紹介します。

そのルールとは・・・
手でバンカーから外に出してもいいんです。

たださすがに条件はありますよ。

【罰打】
・プラス2罰打

【救済エリアの位置】
1. 元のボールの位置とホールを結んだ後方線上でバンカーの外に基点を設定する
2. 基点からホールに近づかない両サイドに1クラブレングスの幅

bunker-relief
いざとなった時は救済を受けよう

このルールは2019年に追加になりました。
2罰打というと結構イタイですが、
ほんとバンカーは苦手〜という方は知っておいて損ではないですね。

自分のボールかわからない時

バンカーでは砂に埋まってしまったり、
砂が被っていて自分のボールかどうかわからない時があります。

こんな時には確認のため最低限だけ砂を払ったりボールを拾い上げたりしても無罰です。

ただし必要以上に砂を払ったりボールを元にあったように戻さず打ちやすくしてしまうと罰が課されるので注意しましょう。

ボールの上に落ち葉があるけど・・・

落ち葉や小石などがボールを打つのに邪魔になりそうなときは無罰で取り除くことができます。

しかし落ち葉などを取り除いたことが原因でボールを動かしてしまったら
1罰打を受けることになりますので、慎重に取り除きましょう。

打ったボールが自分に当たった

通常打ったボールが自分に当たる事はあまりありませんが、
バンカーでは結構あります。

バンカーから打ったボールがアゴを越えれずにボールが戻ってきてしまい自分の足に当たりそうになるというケースです。

しかし、もしボールが自分に偶然に当たったとしても無罰です。
ですがこの後の対処法を間違えてしまうと罰が課されてしまうこともあるので紹介しておきます。

対処法3つ。

  1. 足を動かした時にボールが動かなければそのままプレー続行
  2. 足を動かした時にボールが動いた場合は、止まっていた位置にリプレース
  3. 足の上にボールが止まった場合はそのボールの真下を基点として、1クラブレングスの範囲内(バンカー内でホールに近づかない範囲)にドロップ

バンカー内の水たまりにボールが入ってしまった時の対処方法が知りたい人はこちら
【簡単】バンカー内の水たまりにボールがあるときのルールや対処方法

スポンサーリンク

まとめ

いかがだったでしょうか。

ルール&マナーのバンカー編。
必ず知っておきたいものから知らないと損するものまで書きました。
この記事に書いてあるものはどれもよくあるケースです。

1度読むだけだと忘れちゃうかもなので、ラウンド前にさらっと読んで復習してみてください。

では。

コメント