【簡単】バンカー内の水たまりにボールがあるときのルールや対処方法

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こんにちは、ゴルフレッスンプロのカタヤマです。
先日お客様にこういった質問をいただきました。

質問者さん
質問者さん

バンカーの水たまりにボールが入ったときに

どうすればいいのかわからなかったから教えて欲しい

大雨が降っている時やその翌日にゴルフ場に行くとバンカーの中に普段はないはずの水たまりができている事があります。

この中にボールが入ってしまった時どうしてますか?
とりあえずボールを拾って適当な場所から打ち直してないですか?

こういう状況ではそのまま打つか、
救済を受け別の場所から打つかを選択することができます。

救済を受ける場合には罰なしの方法や罰ありの方法もあります。

今回はこれらの疑問に答えるため、
バンカー内の水たまりにボールがあるときのルールや対処方法』です。

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バンカー内の水たまりにボールがあるときのルールや対処方法

バンカー内の水たまりにボールがあるときは救済が受けれる

雨などにより一時的にできた水たまりは「異常なコース状態」と呼ばれ
この中にボールが入ってしまったり、
プレーヤーがスタンスを取るのに障害となってしまう時は救済を受けることができます。

異常なコース状態」には、
動物の穴、修理地、動かせない障害物、そして一時的な水(池でなく水たまり)等があります。

そして今回解説するバンカーの救済方法には、
罰なしの場合と罰ありの場合の2パターンがあるのでそれぞれ解説します。

罰なしの救済方法

  • 同じバンカー内にボールを移動させプレー再開

水たまりからボールを拾い、
救済エリアに同じボール又は、別のボールでもいいのでドロップしてプレーを再開します。

この場合の救済エリアとは、
完全な救済のニアレストポイント”と呼ばれ
水たまりにボールやプレーヤーのスタンスが完全にかからない場所でボールの元の位置に最も近く、
かつホールに近づかない場所を基点とし、そこから1クラブレングスのエリアとなります。

罰ありの救済方法

  • バンカー外にボールを移動させプレー再開

水たまりからボールを拾い、
救済エリアに同じボール又は、別のボールでもいいので1罰打でドロップしてプレーを再開します。

この場合の救済エリアとは、
ホールと元のボールの位置を結ぶ後方線上を基点とし、
そこから1クラブレングスのエリアとなります。

こちらの救済を受ける場合、
”基点を選択するときはティーのようなものを使用してその地点を示すべき(規則16.1c(2))”とルールに記載があるので、基点にティーを挿してからドロップするようにしましょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

バンカー内に水たまりができてしまっていたら救済を受けれること。
救済を受ける際に罰なしと罰ありのパターンがあることを今回説明いたしました。

バンカー内の水たまりに入ってしまうことはコースへ行かれる方であれば
誰しも経験する可能性があります。

その時に適切な方法でスムーズに対処できればスコアアップにも繋がると思います。
そんな時に迷ったりしないためにこのルールを何度も読み返してみてくださいね。

バンカーで最低限知っておきたいルールやマナーをまとめた記事もあるので興味ある方はどうぞ。
ゴルフのバンカーで最低限知っておきたいルール&マナー【8選】

では。

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