【スコアアップ】パターを練習すべき理由と家で簡単に出来る練習法

パターのスコアアップと練習法

こんにちは、ゴルフレッスンプロのカタヤマです。
先日お客様にこういった質問をいただきました。

パターを上手くなりたいんですが家で出来る練習法とかありますか?

コースへ行ったことがあればパターが想像を超えるほど難しくゴルフに置いて非常に重要なクラブだと気づいている人も多いことでしょう。

でも普段練習を行っている人はどのくらいいるのでしょうか。

コースへ行った日のスタート前に少しだけ練習するといった人が多いように思います。

こんなことではパターが上手くいくことは考えづらいですよね。

今回はパターの重要性と家で出来る練習法を解説するため、
『パターを練習すべき理由と家で簡単に出来る練習法』です。

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パターを練習すべき理由

ハワイグリーン

パターはスコアのどのくらいを占めているかご存知ですか?

およそ約4割を占めていると言われています。

ですのでパターの合計数を

  • 100を切りたい人は40
  • 90を切りたい人は36
  • 80を切りたい人は32

これを目安にしていただくとご自分が目指すスコアに今のパターのレベルが達しているのかの指標になると思います。

これを見てお気づきだと思いますがパターは数あるクラブの中で一番使用頻度が高いんです。

ドライバーも基本は14回(パー3を除く為)となることが多いのでその倍以上パターを打っているんです。

その多くの割合を占めているパターを練習して上達すればスコアアップが望めます。
しかもパターは家で出来る上にパターマットを用意してしまえば追加でお金はかかりません。
手軽に出来てコストもかからずスコアアップが望めるクラブです。

そんなクラブだからこそパターを練習すべきなのです。

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パター数を良くするために必要なこと

パッティング
パター数を良くするためには?

では具体的にパター数を良くするために必要なことについて解説していきます。

パター数を良くするために必要なことは大きく分けるとこの2つ
  • 入れごろ、外しごろという考え方
  • ラインを読む

それぞれ解説します。

入れごろ、外しごろという考え方

パターには「入れごろ、外しごろ」という言葉があり距離によって入れにいく距離と寄せに行く距離という考え方が存在します。

入れごろ外しごろの境界線は大体1,5メートル以内かそれより遠いかと考えてください。

  • 入れごろと言われる1,5メートル以内は1回で入れにいく
  • 外しごろと言われる1,5メートルより遠い距離は寄せにいって2回で入れる

1,5メートル以内を確実に入れることができればスコアアップに直結します。

1,5メートルより遠い距離は1回で入ればもちろん良いのですがやはり入る確率としては低くなってしまうので確実に寄せて2回で終われるようにしたいです。

1,5メートルより遠い距離で1回で入れにいきすぎると強く打ちすぎてしまい2回で入らず3回、4回打つことになるケースも珍しくありません。

なので遠い距離は1回で入れにいくぞという考えではなく手堅く2回で入ることを念頭に置いて打つことがスコアをまとめる重要なポイントになります。

ラインを読む

ラインの読み方
ラインは読める?

パター数を良くするために必要なことの2つ目にラインを読むです。

今回はラインの大まかな読み方の流れを解説します。
芝の種類や芝目等は別記事で解説します。

「ラインがわからない」、「上ってる?下ってる?」グリーン上でよくこんな声を聞きます。

ただどんな人でも毎回ラインが完璧にわかっている人はいないと思います。

ただラインの予想の精度が良いか悪いかなのです。

おすすめなラインの読み方の手順を紹介します。

  1. 遠くからグリーンの一番高いところと低いところを見る
  2. グリーンとバンカーの間はほとんどの場合“こぶ”になっている
  3. 高いところから低いところまでの水の流れをイメージする

遠くからグリーンの一番高いところと低いところを見て把握する

グリーンに乗ってしまってから地形を把握しようとしても上りか下りかよくわからないことがありあます。

特にグリーンよりやや低いところからグリーン全体を見ると高いところと低いところがわかりやすいです。

他にカートに置いてあるコースマップを見るとグリーンの傾斜が書いてある場合もあります。

グリーンとバンカーの間はほとんどの場合“こぶ”になっている

ゴルフ場は芝の育成のために水を撒きますよね。

ただバンカーには水を入れたくないのでグリーンとバンカーの間に”こぶ”のようなものを作っているのでこれを知っておくだけでもラインの読みの精度向上に非常に役立つことでしょう。

高いところから低いところまでの水の流れをイメージする

1と2を踏まえてグリーンの上から下までの水の流れを想像するとグリーンの大まかな傾斜を把握できます。

100ヤード等の遠くからボールが乗った時もまだ自分がグリーンに乗っていないのに「上っているのか、下っているのか」、「スライスラインか、フックラインか」がある程度わかった状態でグリーンに近づいていくことができます。

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家で簡単に出来るパター練習法

前項で解説した「入れごろ、外しごろ」を家でできる練習法をご紹介します。

練習には2メートルくらいのパターマットを用意してください。

もし用意できなければそれに近い転がりの絨毯で大丈夫です。

入れごろは入れる練習

パターマット1メートル
最初は1メートルから

最初は1メートルを入れる練習をたくさんしてください。

1メートルを10球連続で入れれるようになったら1,5メートルを10球連続で入れる練習をしてください。その後2メートルです。

そしてこの練習をしているときはものすごく集中していると思います。

その集中度合いも覚えておいてください。

コースへ行ってパターを打つときは練習と同じくらい集中してください。

なぜなら初心者さんでグリーンに乗った時、周りに気を遣いすぎて急いでパターを打っている人を見かけます。

それではパターは上手くならないので打つときはしっかり集中してくださいね。

外しごろは寄せる練習

パターマット手前で止める
あえて手前で止める

この練習は入れる練習ではなくカップの直前で止める練習をしてください。

こちらも最初は入れる練習と同じく1メートルから行ってください。

カップに入れるだけなら多少強くても入りますが、コースで強く打ってしまうことは非常に高いリスクになってしまいます。

この練習では強さを繊細にコントロールできるようになりたいのでカップの直前で止まる練習をしてください。

こちらも1メートルを10球連続で思ったような強さで打てたら1,5メートル、2メートルと距離を伸ばしてみてください。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はパターを深堀りしました。

パターはスコアアップに直結できるクラブです。

あまり熱心に練習してる人が少ないように思いますが練習したらしっかりご褒美が返ってきますのでぜひ練習してみてください。

スコアアップというと100を切りたいという人は多いと思います。

そんな方に向けた100切りのために必要な考え方を徹底的に解説した記事があるので興味がある方はぜひ。
【初心者必見】ゴルフで100を切るために知っておきたい練習の考え方

では。

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