ゴルフのマーカーについてコースデビュー前に知っておきたい基礎知識

ゴルフマーカーの基礎知識

こんにちは、ゴルフレッスンプロのカタヤマです。
先日お客様にこういった質問をいただきました。

コースデビューが決まったんですけどそれに向けてマークのやり方を教えてください

コースへ行ってグリーンのボールが乗ったら必ずマークをします。

1回でもコースへ行けば慣れてしまいますがなんとなく言われた通りマークをしているという人が多いように思います。

マークの正しいやり方や、なぜマークをしないといけないのか?

自信を持ってこの質問に答えられる人はいますか?

今回はこういった疑問に答えるため、
ゴルフのマーカーについてコースデビュー前に知っておきたい基礎知識』です。

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マーカーとは

ゴルフではグリーンにボールが乗ったらマーカーを置きボールを拾い上げて自分の順番が来たらボールを元の位置に戻しマーカーを拾い上げてから打ちます。

このボールを拾い上げる前に置くものが今回解説しているマーカーです。

100円玉くらいの大きさのものを使うのが一般的です。

ではこのマーカーの種類やマーカーに関連するルールなどを解説していきます。

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マーカーの種類

よくあるマーカーの種類を紹介します。

  1. ゴルフ場で無料でもらえるプラスティック製のタイプ
  2. メダル形状の置くだけタイプ
  3. 帽子などに付けておけるマグネット付きのタイプ
  4. キャラクターなどが起き上がるフリップアップタイプ

ゴルフ場で無料でもらえるプラスティック製のタイプ

ゴルフ場でもらえるプラスティック製のタイプはグリーンに置くだけではなく刺して使うタイプです。

マークをしたときに地面に出ている部分が非常に薄くできているので他のプレーヤーのライン上のあっても邪魔になりにくいので、もし他のプレーヤーのライン上に近いなというときはこちらのマーカーを使うことがオススメです。

ゴルフ場にはマスター室と呼ばれるコース管理の部屋がありそこの近くにスコアカードと一緒に置いてあることが多いです。

メダル形状の置くだけタイプ

オーソドックスなタイプで、100円玉のようなメダル形状のものやカジノチップのようなものもあります。

オシャレな方は海外の硬貨を使っていることもありますよ。

帽子などに付けておけるマグネット付きのタイプ

前項で解説したゴルフ場でもらえるタイプ以外で自分で購入するときに一番多く使われているタイプがこちら。

マーカーにマグネットが付いていて台座とくっ付くタイプです。

台座には色々と種類があり、帽子に取り付けるタイプ、ポケットにつけるタイプ、ネックレスの形をしているタイプ等があります。

キャラクターなどが起き上がるフリップアップタイプ

普段持ち歩く時は平らだが使用するときはキャラクターなどを起こして使うタイプです。

グリーンに置いておくと非常に目立つ一方、他のプレーヤーに邪魔になりやすいタイプです。

もしお仕事関係で接待等であれば避けたほうがよいタイプになります。

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マーカーに関連するルール

ではここからはマーカーに関するルールを解説していきます。

  1. マーカーはボールのすぐ後ろかすぐ近くに置く
  2. マーカーを置く前にボールを拾い上げたら1罰打受ける
  3. マーカーを拾い上げる前に打ったら1罰打受ける
  4. マークをしないと他のプレーヤーが2罰打受ける可能性がある
  5. 打ったボールが他のプレーヤーのマーカーに当たっても問題ない

マーカーは球のすぐ後ろか近くに置く

ボールがグリーンの上に乗ってマークをするときにマーカーを置く位置はボールとホールを結んだ線上のボールのすぐ後ろです。

ルールでは「直後かすぐ近くに置く」と書かれているので後ろに置かなくても問題ありませんが、ボールを元の位置に戻さないといけないのでわかりやすいボールの後ろが推奨されています。

マーカーを置く前にボールを拾い上げたら1罰打受ける

マークをするときマーカーを置いてからボールを拾い上げるという順番で行わなければなりませんが、マーカーを置く前にボールを拾い上げてしまうと1罰打受けます。

マーカーを拾い上げる前に打ったら1罰打受ける

マークをした後に自分の順番になったときにボールを置いてマーカーを拾ってから打たないといけませんが、マーカーを拾い上げず置いたままボールを打つと1罰打受けます。

マークをしないと他のプレーヤーが2罰打受ける可能性がある

グリーン上にボールがあるのにマークをせず、他のプレーヤーが打ったボールが自分のボールに当たった場合、2つの条件が揃っていると当てたプレーヤーに2罰打のペナルティーが課されます。

その2つの条件とは、「打つ前にボールが2つともグリーン上にあった場合」と「ストロークプレーのとき」です。

打つ前に当てたボールと当てられたボールの両方がグリーン上にあった場合が該当します。

グリーン上にあるボールにグリーン外から打ったボールが当たってもペナルティはありません。

もう一つの条件はストロークプレーのときです。

ストロークプレーというのはスコアの合計を競う形式で一般ゴルファーの通常のラウンドはコレに該当します。

もう一つの競技形式にマッチプレーがあります。

こちらは1対1でホール毎に勝敗を決めその勝敗数で競う形式です。

↓ボールが他のボールに当たった時について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
【簡単】ゴルフで打ったボールが他のボールに当たった時の対処方法

打ったボールが他のプレーヤーのマーカーに当たってもペナルティーはない

打ったボールが他のプレーヤーのマーカーに当たってもペナルティーはありません。

ただ打ったボールがマーカーに当たるとボールの転がりが変わって狙っていたところよりズレていってしまうので、自分がマーカーを置くときに他のプレーヤーのラインに近いかもと気づいた時は薄いタイプのマーカーを使えるようにポケットかパターのグリップエンドに準備しておくと良いでしょう。

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マークのやり方

では実際のマーカーのやり方です。

  1. ボールとホールを結んだ線上のすぐ後ろにマーカーを置く
  2. ボールを拾い上げる
  3. 自分の順番になったらボールを置く
  4. マーカーを拾い上げる
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マーカーのずらし方

次にもし自分のマーカーが他のプレーヤーのライン上にあり、マーカーをずらして欲しいと言われた時のやり方です。

  1. 右と左どちらにずらすか聞く
  2. パターのヘッド部分を指定された方向(右か左)に目印を見つけながら置く
  3. パターヘッド1つ分マーカーをずらす
  4. 他のプレーヤーが打った後元の位置に戻す
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まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はコースデビュー前に知っておきたいマーカーの基礎知識でした。

マークのやり方は絶対知っておくべき知識です。

この知識がコースで役に立つこと間違いなしなのでぜひ覚えておいてください。

では。

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