ゴルフOBした時に最低限知っておきたいルール&マナー【3選】

OBした時のルール&対処方法

こんにちは、ゴルフレッスンプロのカタヤマです。
先日お客様にこういった質問をいただきました。

質問者さん
質問者さん

OBした時はどうすればいいんですか?

質問者さん
質問者さん

プレ4って聞いたんですけどそれは何ですか?

対処方法を知らないとコースに行ってOBしてしまった時にどうしていいかわからなくなってしまいますよね。

こんな疑問に答えるため、
今回は『OBに入った時に最低限知っておきたいルール&マナー【3選】』です。

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OBとは

OBとは「アウトオブバウンズ」の略で、
コースの境界線の外側の全ての区域のことを言います。

コースマップ(カートに置いてあります)を見るとコースのどこがOBなのか確認できます。

OBしてしまったらたとえボールが見つかったとしてもそのままプレーを続けることはできないので後述する方法で対処しなければなりません。

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OBかOBでないかの判断基準

コースでOBかOBでないかの境界線は白い杭で示されていることがほとんどです。

この白い杭は間隔を空けて地面に打ち込まれています。

白い杭のコース側の表面を隣の杭同士で結んだ線よりもボールの一部がコースに残っていればOBではありません。

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OBした時の対処方法

OBした時の対処方法は3つあります。

  1. 1罰打で元の位置から打ち直し+暫定球
  2. 2罰打で前方特設ティー(プレーイング4)からプレー続行
  3. 2罰打でOBした付近からプレー続行(2019年追加ローカルルール)

それぞれ解説していきます。

1罰打で元の位置から打ち直し+暫定球

OBをした場合、
そのショットを打った元の位置から1罰打を加え打ち直しします。

ティーショットをOBしてしまった場合は同じティーイングエリア内であればどこでもいいので
1罰打を加え3打目からプレー続行します。

ただコースではOB方向ギリギリに飛んでいきOBかどうか判断ができない場合もあります。
そういった場合は暫定球を打ちます。

暫定球とは、
打ったボールがOBや紛失したかもと思われる場合にもう一度打っておくことができるボールのことです。

暫定球を打たずにOBしてしまっていたら元の位置に戻って打ち直さないといけませんが
時間がかかり過ぎてしまいますよね。

遅延防止のためにOBかどうか怪しい時は暫定球を打ちましょう。

暫定球を打つとき”打つ前に暫定球をプレーすることを宣言しなければならない”
というルールがあります。

「暫定球打ちます」などの言葉を他のプレーヤーに伝わるように言ってから
プレーするようにしてください。

2罰打で前方特設ティー(プレーイング4)からプレー続行

前方特設ティー(プレーイング4)とは、
コースの前方に特別に設置されているティーイングエリアのことです。

ティーショットがOBしてしまった時に使えるローカルルールで4打目からプレーします。

このような位置にティーイングエリアを設置する理由は、
進行のスピードの遅延防止です。

前項で紹介した打ち直しルールだと同じ場所から複数回打つ為進行スピードが遅くなってしまいます。

ゴルフは次々に後続の組が進んできますので進行スピードが遅くなると渋滞を引き起こしてしまい全体の進行の妨げになってしまいます。

そこで前方に特別にティーイングエリアを設け
そこからプレーをしてもらうことにより進行スピードが遅くなる事を防止します。

前方特設ティーが設置されているコースでも
進行に支障をきたさなければティーイングエリアから打ち直しか、
前方特設ティーから打つか選ぶこともできます。

この特設ティーが設置されているコース、設置されていないコースどちらもありますので、
コースマップ等を見て確認するようにしてください。

2罰打でOBした付近からプレー続行(2019年追加ローカルルール)

ボールがOBしたと予想される位置まで前進し
その付近の規定のエリアにドロップして2罰打でプレー続行します。

このルールは2019年から新たに追加となりました。

今まではOBしていたことがわかった場合、
元の位置に戻って1罰打で打ち直しをしなければいけませんでした。
こういった進行スピードが遅くなってしまうケースを防ぐ為に作られたルールです。

ただこのルールは競技会では採用されていないケースが多いので
いずれは競技に出てみたいなと思っている方は
OBしていそうな場合は暫定球を打っておく癖をつけてくださいね。

ではドロップできるエリアを説明します。

まずOBした時に最後にコースの境界線を横切ったとされる地点と、
そこからホールに近づかないフェアウェイの最も近い地点を2カ所探します。

そしてその2カ所からそれぞれ2クラブレングス外側までの幅より
後ろのジェネラルエリアにドロップできます。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

OBした時の対処方法は、

  1. 1罰打で元の位置から打ち直し
  2. 2罰打で前方特設ティーイングエリア(プレーイング4)
  3. 2罰打でOBした付近からプレー続行

この3つを覚えておけばOBしても対処できます。

もちろんOBしないことが一番ですが、、、

ボールをロストした時のルールを解説した記事もあるので興味がある方はどうぞ。
ゴルフでボールをロストした時に知っておきたいルールとその対処方法

では。

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